新八犬伝各話紹介

新八犬伝各話紹介その1

同人誌「特集　新八犬伝」とストーリー本（上・中・下）、シナリオを基にしています。
物語を思い出す手がかりになればいいな、と思いますが…４６４話分ですのでまだ作成中。

第１回～第２３４回　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・新八犬伝各話紹介その２へ

放送回	放映日	内容	付記	保存状況
第１回	1973年4月2日	技平の飼い犬シロが子犬（八房）を生む。しかし三日後の夜、狼に襲われ、シロは命を落とす。富山の暗闇より玉梓が怨霊の首現れ、切り落とされた体を取り戻し、子犬を取り上げる。		映像あり NHKアーカイブス保存ビデオ発売済（廃盤） LD発売済（廃盤） DVD発売済公開ライブラリー視聴可
第２回	1973年4月3日	首を打ち落とされて怨霊となった玉梓、子犬の体内に宿る。	★
第３回	1973年4月4日	金碗大助が里見城に子犬を連れてくる。
第４回	1973年4月5日	伏姫、州の崎参りで役の行者より八つの珠を授かる。
第５回	1973年4月6日	安西家の使者が里見城に米を借りに来る。
第６回	1973年4月9日	１０年後、安西景連から伏姫を養女に欲しいと使者が来る。
第７回	1973年4月10日	里見領内飢饉。金碗大助、安西城に米を借りに行く。
第８回	1973年4月11日	大助、安西城に閉じ込められる。
第９回	1973年4月12日	安西の軍勢、里見城下に押し寄せる。落城寸前。
第１０回	1973年4月13日	義実、たわむれの一言。八房、安西景連の首を食いちぎる。
第１１回	1973年4月16日	八房、景連の首をくわえて城に戻る。里見方の大勝利に。
第１２回	1973年4月17日	ボロ平に大助、助けられる。
第１３回	1973年4月18日	約束を違えられ、八房荒れ狂う。伏姫の決意。
第１４回	1973年4月19日	伏姫、八房の背に乗って、城を出ていく。
第１５回	1973年4月20日	八房は伏姫を富山に連れていく。
第１６回	1973年4月23日	五十子の命で富山に向かった　さおり、魑魅魍魎に驚き逃げ帰る。
第１７回	1973年4月24日	義実、役の行者より夢のお告げを受ける。たまり水にうつった犬の顔に伏姫驚く。
第１８回	1973年4月25日	富山に向かう、義実。そして、大助。
第１９回	1973年4月26日	大助発砲。八房死す。そして、伏姫もまた胸に弾を受ける。
第２０回	1973年4月27日	伏姫、息を引き取る。今際の際に遺言を残し、胸にかけていた八つの珠は四方に飛んでいく。大助、自害しようとするが義実に止められ、命により、ゝ大法師となり、八犬士を探す旅に出る。		映像あり NHKアーカイブス保存ビデオ発売済（廃盤） LD発売済（廃盤） DVD発売済
第２１回	1973年4月30日	犬塚信乃登場。滝にうたれる。
第２２回	1973年5月1日	信乃の母　手束、伏姫から珠を授かったいきさつを語る。
第２３回	1973年5月2日	手束、息をひきとる。名刀村雨を狙い、蟇六・亀篠夫婦の悪だくみ。
第２４回	1973年5月3日	父　番作、信乃の元服式を行う。
第２５回	1973年5月4日	番作切腹。愛犬与四郎の体内から孝の珠飛び出す。信乃の左腕に当たり、あざをつくる。
第２６回	1973年5月7日	亡霊となった手束、信乃の危機を救う。
第２７回	1973年5月8日	網乾左母二郎登場。蟇六・亀篠夫婦に雇われる。
第２８回	1973年5月9日	左母二郎、村雨を狙う。信乃とゝ大法師の出会い。	★
第２９回	1973年5月10日	感激するゝ大、珠のいわれを信乃に語る。
第３０回	1973年5月11日	亀篠にそそのかされ、養女浜路、信乃とゝ大のための味噌汁に、そうと知らず毒を入れる。
第３１回	1973年5月14日	浜路、味噌汁を口にして毒に倒れる。巨大ヒキガエル出現。
第３２回	1973年5月15日	ゝ大の念力により、ヒキガエルの油汗を手に入れ、浜路助かる。
第３３回	1973年5月16日	牢を破ったゝ大、信乃との再会を約し、夜の闇に消える。
第３４回	1973年5月17日	信乃、蟇六・亀篠夫婦に引き取られる。犬川額蔵登場。天涯孤独の身となる。
第３５回	1973年5月18日	額蔵、蟇六・亀篠夫婦の下男となる。
第３６回	1973年5月21日	陣代　皮上宮六が浜路を嫁に欲しいと言う。
第３７回	1973年5月22日	再び現れた左母二郎、信乃に古河行きを勧める。
第３８回	1973年5月23日	溺れた蟇六を信乃が助けている間に左母二郎、村雨をニセモノとすり替える。
第３９回	1973年5月24日	古河へ旅立つ信乃。浜路は左母二郎から村雨がすりかえられたことを知らされる。
第４０回	1973年5月25日	宮六たちに斬り殺される蟇六・亀篠夫婦。額蔵、主の仇を討つ。
第４１回	1973年5月28日	古河の殿様と対面する信乃。だが村雨がニセモノとわかる。
第４２回	1973年5月29日	犬飼現八登場。芳流閣の死闘。
第４３回	1973年5月30日	川に落ちた信乃と現八、文五兵衛に助けられる。
第４４回	1973年5月31日	信乃と現八の夢の中に現れた伏姫、珠を持った仲間のことを話す。
第４５回	1973年6月1日	破傷風に罹る信乃。左母二郎に斬られた浜路が転がり込んで信乃に生き血が注がれる。
第４６回	1973年6月4日	信乃と浜路の感動の再会。
第４７回	1973年6月5日	信乃と左母二郎の対決。信乃、犬に変身する。	★
第４８回	1973年6月6日	左母二郎のたれこみで古那屋を追われ、信乃と現八、女装して逃げる。
第４９回	1973年6月7日	白州に引き出される額蔵、磔の刑に。
第５０回	1973年6月8日	伏姫のお告げにより勇気づけられ、信乃と現八、額蔵救出のために刑場にのりこむ。		一部再演（ＢＳ）
第５１回	1973年6月11日	これまでの物語のおさらい。
第５２回	1973年6月12日	刑場で信乃と現八大暴れ、ゝ大法師も駆けつけ、額蔵救出。義の珠出現する。
第５３回	1973年6月13日	三犬士が揃い、涙するゝ大。語り合う４人。額蔵の背中にボタンの痣。
第５４回	1973年6月14日	追っ手に囲まれ、再びピンチに。土砂降りの雨に助けられ、糠助の船で脱出。
第５５回	1973年6月15日	左母二郎の姿を追った辻堂で信乃が浜路と思って抱き上げたものは狸の死骸。
第５６回	1973年6月18日	追いついた信乃に左母二郎は股くぐりの難題を吹っかけるが、信乃は犬に変身。
第５７回	1973年6月19日	犬に平謝りの左母二郎、村雨を売った肩柳の似顔絵を見せる。雷電神社の４人は仲間を求めて四方へ散っていく。
第５８回	1973年6月20日	文五兵衛から悲惨な自分の生い立ちを知らされ、首を吊ろうとする浜路。その時誰が吹くのか尺八の音が。
第５９回	1973年6月21日	虚無僧姿の信乃と再会する浜路。左母二郎、賞金目当てに密告。
第６０回	1973年6月22日	浜路の兄が肩柳と知って驚く信乃。追っ手に囲まれた、はたご古那屋炎上。
第６１回	1973年6月25日	寂寞道人肩柳が伏姫に導かれて信乃と浜路の救出に。
第６２回	1973年6月26日	肩柳の火遁の術で危機を脱する信乃たち。兄と妹の対面。
第６３回	1973年6月27日	肩柳が狙う、親の仇は関東管領扇谷定正。信乃は秘密を打ち明けた肩柳に名刀村雨を預ける。
第６４回	1973年6月28日	肩柳と別れ、ひとまず文五兵衛のふるさと、那古に向かう信乃たち。
第６５回	1973年6月29日	怨霊が浜路の体内に宿り、変なハミングで信乃を惑わし、危機一髪。九ちゃんと玉梓の会話。
第６６回	1973年7月2日	楠のウロの中で義実に子供を盗られたと涙する尼。実は玉梓に操られた古ダヌキ。
第６７回	1973年7月3日	里見家嫡男義成、十歳の鎧の着初めの儀式で諏訪神社参詣に出立する。
第６８回	1973年7月4日	古ダヌキにそそのかされた信乃、義成を奪うが、忍者姿の２人に横取りされる。
第６９回	1973年7月5日	関東管領扇谷定正の紹介。真相を知り、信乃は古ダヌキを斬り捨てる。
第７０回	1973年7月6日	犬侍に変身して危機を脱した信乃、奪われた義成救出に舟を出す・・・・・・が。
第７１回	1973年7月9日	伏姫に先導されたハゼの大軍が海面を盛り上げ、漕げない信乃の舟を押し進める。
第７２回	1973年7月10日	義成を取り戻して奮戦中の信乃のもとへ、浜路と文五兵衛が助っ人に現れる。
第７３回	1973年7月11日	義成、無事里実城へ。義実、ゝ大法師と１６年ぶりに対面し、管領の謀略を知る。
第７４回	1973年7月12日	お賽銭欲しさに火定の儀式を行い、信乃の目前で火の中に飛びこむ肩柳。
第７５回	1973年7月13日	焼け跡から現れる肩柳。信乃怒り、お賽銭をばら撒く。悔い改めて名乗る本名は、犬山道節忠与なり。
第７６回	1973年7月16日	道節の出生の秘密。継母に憑いているのは玉梓が怨霊。役の行者の導きで、生まれたばかりで殺されかけた道節、墓の中から蘇える。
第７７回	1973年7月17日	獅子舞の雪と出会い、不幸な身の上に同情する信乃は、うっかり道節の仇討ちを漏らしてしまう。
第７８回	1973年7月18日	村雨をえさに管領に近づく道節。
第７９回	1973年7月19日	道節が討ったのは管領の替え玉。切られた肩のコブから忠の珠出現。裏切られたと思った道節は信乃に斬りかかる。
第８０回	1973年7月20日	仇討ちを密告した雪は信乃をかばって道節に斬られる。
第８１回	1973年7月23日	道節と信乃、お互いに助け合うことを誓う。村雨は信乃にいったん返される。
第８２回	1973年7月24日	管領の追っ手から逃れるため、猟師に化けた道節と信乃、検問の侍と珍問答。	★
第８３回	1973年7月25日	文五兵衛と浜路の舟は難破。捕らわれた浜路を救うべく役所に火を放つ道節。
第８４回	1973年7月26日	炎の中で怨霊の声色にだまされる道節。信乃は不思議な矢印と村雨に助けられ、浜路救出に。
第８５回	1973年7月27日	一度憑依されたことのある浜路がおとりとなって怨霊を呼び寄せ、ゝ大法師が怨霊の取り鎮めの儀式を行う。しかし、燃え尽きたとばかり見えた薪の中から無数のカラスとなって玉梓復活し、飛び去る。
第８６回	1973年8月27日	４０分の前半(第1回から第85回までの)総集編。人形の辻村ジュサブロー氏、音楽の藤井凡大氏ほか出演。		映像あり NHKアーカイブス保存公開ライブラリー視聴可 NHKアーカイブス『シリーズ人形劇（２）新八犬伝』番組内で一部放送
第８７回	1973年8月28日	犬田小文吾、猪を倒して登場。盗賊と間違え、舟虫の夫、並四郎を手にかけてしまう。
第８８回	1973年8月29日	舟虫からいわくありげな笛を渡される小文吾。その後、眼代から取調べを受ける。
第８９回	1973年8月30日	小文吾、笛泥棒の疑いが晴れて、馬加大記に城へ招かれる。
第９０回	1973年8月31日	石浜の城に閉じ込められる小文吾。食事には毒。子犬が身代わりとなる。
第９１回	1973年9月3日	小文吾の前に伏姫が姿を現す。大記と舟虫が密談中のところへ、九ちゃん、突撃インタビュー。
第９２回	1973年9月4日	小文吾を味方につけようとする大記。小文吾は腰元の楓から、行徳の大火のことを聞く。
第９３回	1973年9月5日	もがりの犬太を殺して勘当された小文吾の話。その夜、小文吾は笛の音に誘われ、開かずの間に辿りつく。そこで、笛を吹きながら涙する若者の幻を見る。
第９４回	1973年9月6日	開かずの間は粟飯原胤度が切腹した部屋。小文吾に詳しい話をすると約束した楓は、古井戸の底で死体となって見つかる。
第９５回	1973年9月7日	侍に嫌気がさし、城を出ようとする小文吾を笛の音が引き止める。幻の若者にうりふたつの旦開野、登場。
第９６回	1973年9月10日	旦開野の笛と舞を見た後、対牛楼にて小文吾と大記、語り合う。
第９７回	1973年9月11日	主、千葉之介失脚の陰謀をもらす大記。手水の水に浮かんだ木の葉には桃を詠んだ歌。
第９８回	1973年9月12日	危機一髪の小文吾を救ったのは花かんざし。大記は旦開野に疑念を抱く。
第９９回	1973年9月13日	対牛楼で犬阪毛野の仇討ち始まる。
第１００回	1973年9月14日	毛野、馬加大記を討つ。自害しようとする毛野に小文吾は生きることを訴える。	★
第１０１回	1973年9月17日	追われる毛野、小文吾を背負って綱渡り。なんとか城を抜け出すが･･･。
第１０２回	1973年9月18日	急流に流されて遠ざかる毛野の舟。小文吾は船乗り依介に助けられ、市川に戻ることにする。
第１０３回	1973年9月19日	小文吾、伏姫に導かれ、古那屋の焼け跡で悌の珠を拾う。
第１０４回	1973年9月20日	懐かしいツル婆さんの家で、小文吾、役の行者より夢の中でお告げを受ける。
第１０５回	1973年9月21日	那古観音にて、袖と袖が触れ合って、浜路と小文吾が出会う。５年ぶりに対面する父と子、文吾兵衛と小文吾。
第１０６回	1973年9月24日	富山に詣でる小文吾と浜路。そこで犬の姿になった小文吾を目撃する浜路。馬琴と九ちゃん、ペンネームのことなど一問一答。「新八犬伝」にクレームをつける馬琴。
第１０７回	1973年9月25日	いきなり鉄砲で撃たれる現八。琴をひく栞の目には涙が光る。
第１０８回	1973年9月26日	四六城木工作の家に滞在する現八。娘の栞が救いを求める。
第１０９回	1973年9月27日	栞に降りかかる無理難題。木工作は泡雪奈四郎の申し出を断って殺される。
第１１０回	1973年9月28日	夏引にだまされ、土蔵に閉じ込められる現八。栞も離れでぐるぐる巻き。
第１１１回	1973年10月1日	現八の珠に浮かぶ忠と孝の文字。新眼代の甘利志羅内が検視に来る。
第１１２回	1973年10月2日	道節・信乃のニセ眼代コンビがまんまと現八・栞を救い出す。
第１１３回	1973年10月3日	ホッと一息の指月院で現八と栞はいいムード。夏引は眼代に悪事の全てを白状する。
第１１４回	1973年10月4日	指月院でゝ大法師とめぐり合う三犬士。だがたちまち捕り方たちに囲まれる。
第１１５回	1973年10月5日	ニセ眼代を名乗った罪で自首する道節、武田信昌と対面して管領の動向を知る。
第１１６回	1973年10月8日	現八・栞は安房へ。道節・信乃は伊豆の堀越へ。そのころ、小文吾は小千谷の里で暴れ牛に襲われる。
第１１７回	1973年10月9日	小文吾、須本太牛をねじ伏せて拍手喝采を浴びる。悪女舟虫と山賊の酒顛二は磯九郎を罠にはめる。
第１１８回	1973年10月10日	目の異常に気付く小文吾。舟虫があんまになりすまして近づく。
第１１９回	1973年10月11日	小文吾と次団太に庚申堂で神慮まかしにされる舟虫。そこへ額蔵が通りかかり・・・
第１２０回	1973年10月12日	舟虫を助けてしまう額蔵、山賊の住みかに案内されて酒顛二に鉄砲で撃たれる。
第１２１回	1973年10月15日	山賊に襲われる、はたご石亀屋。次団太の娘、小窓が人質にとられてしまう。
第１２２回	1973年10月16日	庚申堂に吊るされた小文吾と次団太。義の珠の霊験で九死に一生を得てやってきた額蔵と目が合うが・・・警戒した額蔵はきびすを返す。
第１２３回	1973年10月17日	真相を知って再び庚申堂に向かう額蔵だが、すでに小文吾と次団太は人質。額蔵、いったん引き返す。
第１２４回	1973年10月18日	酒顛二と片貝の殿様との悪のつながりを知る額蔵。助っ人かわりに貸し出された須本太牛を連れて思案にくれる。
第１２５回	1973年10月19日	二匹の暴れ牛が小文吾と次団太を救う。小窓を助けられず、弱気になる小文吾の頬をはたいて励ます、額蔵の前に転がる悌の珠。
第１２６回	1973年10月22日	珠を見せ合う額蔵と小文吾。巡礼の夫婦に化けて酒顛二のすみかへ入りこみ、見事、山賊退治。だが舟虫は小窓を連れて逃亡、山賊のすみかに火を放つ。
第１２７回	1973年10月23日	額蔵が煙に巻かれて倒れた小文吾を救出に炎の海へ。二犬士は犬に変身して危機を脱する。
第１２８回	1973年10月24日	長尾家の使いがきて、小文吾と額蔵をえびらの大刀自のもとに連れていく。
第１２９回	1973年10月25日	死罪を言い渡される小文吾と額蔵。
第１３０回	1973年10月26日	稲戸由充の恩情に救われた二人は小文吾の目を治すために熊野へ旅立つ。所かわって、道節、韮山あたりで包みを落としてしまう。
第１３１回	1973年10月29日	仇討ちを明日に控え、信乃を遠ざける道節。
第１３２回	1973年10月30日	盗人に間違われ、氷垣残三夏行に捕らわれる道節。
第１３３回	1973年10月31日	伏姫のお告げで道節を助ける重戸。道節は信乃と再会する。
第１３４回	1973年11月1日	ほのかに想う、重戸の父が仇と狙う管領の警護役。重戸の懇願に苦悩する道節。
第１３５回	1973年11月2日	再会を誓って別れる重戸と道節。怨霊が嵐をおこし、信乃と道節の船は難破。	★
第１３６回	1973年11月5日	熊野の鬼ヶ城にうちあげられる信乃。そこへ通りかかったのは大男と娘。
第１３７回	1973年11月6日	蛾多丸を峰打ちにして、異国娘のリョンピンを助ける信乃。
第１３８回	1973年11月7日	故郷の明（みん）のことを話すリョンピン。信乃は海賊漏右衛門の手下になる。
第１３９回	1973年11月8日	リョンピンを自由にするためのお金が欲しい信乃に砂金を渡す道節、だが実は怨霊がカラスの体をを借りて化けたニセモノ。
第１４０回	1973年11月9日	怨霊が蛾多丸に乗り移って信乃を襲うが、蛾多丸の体は底無し沼に沈む。
第１４１回	1973年11月12日	リョンピンを連れて無一文の信乃は、シノ平と名乗って鯨の割き手のアルバイト。
第１４２回	1973年11月13日	信乃の割いた鯨の腹から道節現れる。売られてしまった村雨を探す道節と信乃、村雨を持つ侍達の切腹の場に出くわす。
第１４３回	1973年11月14日	義実の命を受け、戦乱飢餓の京都に見舞いの金品を運ぶ蜑崎（あまざき）照文。途中で海賊に襲われて金品を奪われたため、切腹をしようとしていた。
第１４４回	1973年11月15日	道節、得意の口八丁手八丁で照文に海賊退治を決意させる。
第１４５回	1973年11月16日	道節の奇襲攻撃にたじろぐ海賊達。信乃達の活躍もあり、見事金品を取り返す。
第１４６回	1973年11月19日	犬士たちのそれぞれの足取りを紹介。なかに居合抜き師の物四郎（毛野）の姿も。
第１４７回	1973年11月20日	湯島天神で物四郎を見つけたゝ大法師、物四郎の取り出したにごり珠にがっかり。そこへ通りがかった関東管領の奥方、蟹目の上のサルが木に登ってしまう。
第１４８回	1973年11月21日	見事にサルをつかまえる物四郎、蟹目の上に近習に取りたてて欲しいと申し出る。
第１４９回	1973年11月22日	近習登用の条件として小栗判官殺しを引き受けた物四郎、乞食姿の相模小僧と名を変えて藤沢の遊行寺へ。
第１５０回	1973年11月23日	亡き父の親友である小栗判官と対面する毛野。だが別の刺客が判官に毒を盛る。役の行者の導きで、全身不随の判官を手押車に乗せて熊野に向かう照手姫。
第１５１回	1973年11月26日	判官・照手姫の二人を見守りながらついて行く、鳥追い女姿の毛野。箱根宿で、判官の身元を知った左母二郎が代官所へかけこみ訴え。
第１５２回	1973年11月27日	役人が乗り込む前に毛野が判官を背負って逃げ出すが、照手姫は左母二郎の手に。
第１５３回	1973年11月28日	毛野ＶＳ左母二郎。しかし、毛野は降り積もった雪に足を滑らせ千尋の谷底へ。
第１５４回	1973年11月29日	左母二郎のいない間に照手姫は別の悪党、雲助らに攫われるが、雲助、倒れている娘姿の毛野を見つけて同じカゴの中へ。
第１５５回	1973年11月30日	気がついた毛野の活躍で判官・照手姫感激の再会。
第１５６回	1973年12月3日	妖怪退治の一角が庚申山から戻って以来、赤岩家に化け猫の影。
第１５７回	1973年12月4日	現八、庚申山で妖怪の左目を射る。一角の亡霊と対面する。
第１５８回	1973年12月5日	一角の髑髏を持って下山した現八、赤岩道場で左目を眼帯で隠す一角に会って驚く。
第１５９回	1973年12月6日	現八、道場からの帰りに川へ身投げをしようとしたひな衣を助ける。
第１６０回	1973年12月7日	姿を消したひな衣を追って庚申山に入った現八、怨霊に黄泉の国に落とされる。
第１６１回	1973年12月10日	黄泉の国で父親に導かれる現八。伏姫から新しい犬士の出現のお告げ。
第１６２回	1973年12月11日	犬村角太郎登場。現八と対面。ひな衣の悲しい訴えと角太郎の苦悩を知る。
第１６３回	1973年12月12日	ひな衣を愛する角太郎のため、現八はひと肌もふた肌も脱ぐ決意をする。
第１６４回	1973年12月13日	濡れ衣を着せられた現八のピンチを救う角太郎。そこへ一角の妻となっている舟虫が現れる。一角の左目を治すためには娘の生き血が必要と。
第１６５回	1973年12月14日	花嫁衣裳のひな衣、自害。血潮と共に飛び出す礼の珠。
第１６６回	1973年12月17日	現八が角太郎に一角の髑髏を突き出すと、役の行者が現れて親子の証しを示す。	★
第１６７回	1973年12月18日	ニセの一角は化け猫の正体を現し、息子の牙二郎も妖怪に変化。舟虫、角太郎の礼の珠をニセの珠とすり替える。
第１６８回	1973年12月19日	その場を離れ鎌倉へ向かう舟虫と、娘の小窓を探す次団太が出会う。庚申山ではニセの珠から怨霊が浮かび出る。
第１６９回	1973年12月20日	角太郎と現八の周囲の石がすべて妖怪に。さらに九尾の狐も現れて大ピンチ。
第１７０回	1973年12月21日	舟虫に騙されて庚申山にやって来た次団太、妖怪の罠にはまる。現八と角太郎は閉じ込められた石の下から脱出する。
第１７１回	1973年12月24日	桃色の雲が現八と角太郎を犬に変えて妖怪退散。次団太が舟虫から毟り取った袖から礼の珠がでてきて、角太郎の手に戻る。
第１７２回	1973年12月25日	白装束の角太郎と現八、見事に化け猫退治。
第１７３回	1973年12月26日	舟虫を追う現八と角太郎は足利の町へ。ろくろっ首の見世物小屋に入る。
第１７４回	1973年12月27日	小窓を叱咤する舟虫の声に気づく、二人。小窓を保護するが舟虫には逃げられる。
第１７５回	1973年12月28日	次団太と小窓、涙の再会。各犬士達の近況。除夜の鐘を聞く犬士達。
第１７６回	1974年1月7日	新春顔見世・信乃の巻。
第１７７回	1974年1月8日	新春顔見世・道節の巻。
第１７８回	1974年1月9日	新春顔見世・現八の巻。
第１７９回	1974年1月10日	新春顔見世・舟虫の巻。
第１８０回	1974年1月11日	新春顔見世・小文吾、額蔵、毛野の巻。
第１８１回	1974年1月14日	風吹峠を行く額蔵と小文吾、賀雲坊訣海に夜討ちの助太刀を頼まれる。一人残った、目の見えない小文吾の胸に涌き出る、イヤな予感。
第１８２回	1974年1月15日	粉河寺の僧兵たちに襲われる小文吾、夫の尺八郎を探す小杖に助けられる。
第１８３回	1974年1月16日	尺八郎の幽霊が妻と母に会いに来る。小文吾は村の男、三宝平から字の浮き出る珠を持つ男の話を聞く。
第１８４回	1974年1月17日	夜討ちに出かけた額蔵の行方もわからぬまま、小文吾は珠を持つ男に会いに行く。
第１８５回	1974年1月18日	その男、犬玉梓之介の持つ珠に浮き出る痴の一文字。小文吾は悌の珠を奪われ、玉梓が怨霊の操る大ウワバミの腹の中。
第１８６回	1974年1月21日	夜討ちに参加した額蔵は一人、粉河寺の境内に取り残され、鈴を手にした目のない白装束の稚児に会う。
第１８７回	1974年1月22日	額蔵の目の前で稚児の積む石をけちらす僧兵達。千手千眼観世音が額蔵を諭す。
第１８８回	1974年1月23日	小文吾を探す額蔵、小杖に会って経緯を聞く。ウワバミを前にして訣海が再び現れ、小文吾が飲みこまれているとは知らずに、指図通りにウワバミの腹を切ろうとする。
第１８９回	1974年1月24日	ウワバミに襲われ危機一髪の額蔵。小杖が投げたひょうたんが腹の中の小文吾の手に渡り、ひょうたんの中の薬を飲んで元気を出した小文吾はシコを踏む。
第１９０回	1974年1月25日	ウワバミの口に太刀を突っ立て、小文吾を呼ぶ額蔵の声を頼りに、小文吾は脱出。
第１９１回	1974年1月28日	悌の珠を取り返すため、酒を集めてウワバミを待ち伏せる二人。だが、おびき出されたのはカラス天狗だった。
第１９２回	1974年1月29日	カラス天狗に連れ去られる小文吾。額蔵はけなげな照手姫や小杖に励まされ旅立つ。
第１９３回	1974年1月30日	雪の吹きだまりに落ちた小文吾は、通りかかった道節に助けられる。
第１９４回	1974年1月31日	道節と小文吾はウワバミ退治へ。道節の知略で悌の珠を犬玉梓之介から取り返す。
第１９５回	1974年2月1日	役の行者が照手姫を励まし、熊野のいで湯、「湯の胸」で小栗判官はみるみる回復。一方、同じ湯の胸につかりながら治らぬ小文吾の悌の珠に、女の顔が浮かび上がる。
第１９６回	1974年2月4日	道節が呼んだ大天狗と役の行者の導きで、白い藤の花の下に立つ娘を知る小文吾。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第１９７回	1974年2月5日	藤白の宿ですすり泣く娘、須沙。事情を聞く小文吾の目の前で誤って女将殺し。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第１９８回	1974年2月6日	珠に浮かんだ女の顔は須沙。白州の場で小文吾は須沙の女将殺しの罪をかぶる。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第１９９回	1974年2月7日	昔、小文吾に殺されたもがりの犬太は須沙の兄。小文吾は百叩きの刑に耐える。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第２００回	1974年2月8日	道節が須沙を百叩きの刑場へ。背中を叩く鞭が小文吾のつきものを落とし、須沙の恨みも静める。小文吾の目は治り、珠には悌の文字が浮かび出る。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第２０１回	1974年2月11日	信乃の母の三回忌のために大塚に行く浜路。そこへひょっこり現れる左母二郎。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第２０２回	1974年2月12日	信乃に会いたい一心で占い師竹林の予言を信じる浜路、だがその裏には・・・。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第２０３回	1974年2月13日	浜路を待ち受ける左母二郎。糠助は斬り殺され、助けに入った河鯉孝嗣は浜路に管領の娘になって欲しいと申し出る。		音声のみＮＨＫアーカイブス保存
第２０４回	1974年2月14日	陽姫の身代わりとして行列をする浜路。自分が箱根の山の中で殺されることを知る。
第２０５回	1974年2月15日	北条早雲の手のものが陽姫と間違えて浜路を攫おうとするが、そこへなんと毛野現る。
第２０６回	1974年2月18日	炎に追われて逃げ出す浜路、またも陽姫に間違われ、風の一族の村へ連れて行かれる。
第２０７回	1974年2月19日	風の一族の村で浜路は貧しい暮らしと一族再興の悲願を知る。
第２０８回	1974年2月20日	切腹寸前の河鯉親子のもとに旦開野が陽姫を連れてくる。管領は早雲に宣戦布告。
第２０９回	1974年2月21日	早雲の計略にまんまとはまった管領。風の一族の風狩りを開始する。
第２１０回	1974年2月22日	風の一族の生き残り小才ニ（こさいじ）と涙の再会をする浜路。管領屋敷の旦開野は蟹目の上に正体がばれて捕まる。
第２１１回	1974年2月25日	牢の中で舌を噛み切ろうとする毛野。そこへサルが笛を持ってきて、管領屋敷に響く別れの笛の音。
第２１２回	1974年2月26日	笛の音の主の毛野に一目惚れした陽姫は思いが募り、恋煩いで寝込んでしまう。
第２１３回	1974年2月27日	親バカ定正の決断は、物四郎（毛野）が試合に勝ったら陽姫の婿にするというもの。
第２１４回	1974年2月28日	わけのわからぬまま試合をする毛野、相手の石つぶてを一本足打法で打ち返す。
第２１５回	1974年3月1日	石つぶてが当たり、つい立から抜け出す猛虎。騒ぎに乗じて逃げる毛野を陽姫が追う。
第２１６回	1974年3月4日	毛野と陽姫の様子をうかがう悪者が二人。つい立の虎は虎ノ門に出没。
第２１７回	1974年3月5日	左母二郎とバッタリ出会う毛野。二人が争う中、陽姫が破戒坊主の徳用に攫われる。
第２１８回	1974年3月6日	徳用を追う毛野と左母二郎。途中で石つぶての鬼平と出くわし、対決。ついに出た毛野の珠。狙いたがわず鬼平の眉間を割る。
第２１９回	1974年3月7日	左母二郎が毛野の珠を拾う。陽姫に迫る徳用は虎に襲われる。
第２２０回	1974年3月8日	真心を取りもどして管領屋敷に戻る陽姫。毛野は見事に虎退治。
第２２１回	1974年3月11日	素浪人の但鳥現金太素藤、里見家に仕官を申し出るが断られる。
第２２２回	1974年3月12日	素藤、人柱にされかかった娘・曳手を助ける。
第２２３回	1974年3月13日	領主小鞠谷如満の悪政を耳にする素藤、玉梓が怨霊操る妙椿尼に会い、己が魂とミカソの珠を交換する。
第２２４回	1974年3月14日	普善の町に流行る疫病を素藤が小判を浸した不思議な水で次々に治す。
第２２５回	1974年3月15日	責めてきた兎巷幸弥太（うちまたこうやた）をまるめこみ、領主の小鞠谷を討たせた素藤はまんまと小鞠谷城主に収まる。
第２２６回	1974年3月18日	但鳥素藤改め蟇田権頭素藤、妙椿の妖術によって栞に一目惚れ。
第２２７回	1974年3月19日	素藤が那古の里に乗りこみ、栞と浜路を攫う。里見城には犬乾左母二郎現る。
第２２８回	1974年3月20日	義実と対面し、証として智の珠を見せる左母二郎、浜路が攫われたと聞き蟇田城へ。
第２２９回	1974年3月21日	素藤と酒を酌み交わし、浜路と引き換えに家来になる左母二郎。
第２３０回	1974年3月22日	智の珠は浜路の手へ。浜路の大芝居にのせられ、素藤を討つ決心をする左母二郎。
第２３１回	1974年3月25日	素藤の寝首をかこうとする左母二郎の前に妙椿尼が現れる。
第２３２回	1974年3月26日	左母二郎を欺いて、浜路は義実に攻め寄せる素藤の軍勢のことを知らせる。
第２３３回	1974年3月27日	素藤を斬って大手柄の左母二郎だが、里見家仕官の話を断り、ひとり旅立つ。
第２３４回	1974年3月28日	蟇田城に取り残された栞、怨霊に常闇の国へ落とされるが、智の珠の霊験で現八と巡り会う。

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