ＤＶＤ化記念　オールナイト上映再び！　豪華ゲストによるトークショーも開催

おかげさまで今回も席がほぼ埋まるほど多数の方が上映会に参加してくださいました。
前回の26年ぶりの上映会につきましては「映画版紹介」のページをご覧くださいね。


今回のラインナップは次の通り。「聖石傳説」が入っているのは、辻村寿三郎さんのご子息でいらっしゃる、
ジュサブロー館館長の辻村寿和さんのリクエストがあったからだそうです。

上映前にトークショーも行われました。ゲストは辻村寿三郎さん、
犬塚信乃、里見義実役の近石真介さん、玉梓役の阿部寿美子さん。
当時の忙しく、けれども楽しかった様子をお話してくださいました。

このトークショーのために辻村さんが「玉梓が怨霊」の人形を化粧直しして
お持ちくださり・・・・・・なんと玉梓が怨霊、生出演！！
あの有名な「わ〜れこそは〜玉梓がお〜んりょぉぉぉ〜！　にっくきは〜・・・」の
阿部さんのセリフ入りで辻村さんが玉梓が怨霊を動かしてくださいました。

新文芸坐では、館内には上映予定作品のポスターや入り口の掲示板に
右の写真のような告知が張られていました。
（情報提供：里見八人さん ありがとうございます）
他にも多数のチラシ、パネル資料が展示されていました。
（上の写真をご覧ください。チラシの中には当時の2代目トップページを元にした
当ＨＰのチラシもありました。どうもありがとうございます。）

今回は当日の入場者に特典をつけていただくことになり、イベントの日付が
印刷されている、特製「ＮＨＫ人形劇クロニクル」ポストカード（非売品）が
入場者全員にプレゼントされました。

また、今回協賛となったNPO南房総IT推進協議会の方より、
「南総里見八犬伝・錦絵」和凧（抽選で8名様）、「南総里見八犬伝・錦絵」絵葉書セット（抽選で8名様）、
菜の花（200名様）のプレゼントもありました。

その他に新聞で紹介されたこともある、「南総里見八犬伝」腕時計（メタル製８９００円／プラスチック製３８００円）
「南総里見八犬伝・錦絵」和凧（１２００円）や絵葉書の販売もあり、かなりの方が購入された様子です。。
腕時計は精密部分はセイコー社製、１年間保証付で、「仁義礼智…」の文字が文字盤にデザインされているもの。
開演前のロビーは人で一杯でした。

新文芸坐のＨＰもどうぞご覧くださいね。
「伝奇人形劇スペクタクル＋１」について、今回もご尽力いただいた関口芳雄さんによるコラムも
掲載されました。（バックナンバー 2002年・第27号・通巻58号　　現在はリンクが切れています）

それから2003年1月16日付けのスポーツ誌では、12日に亡くなった深作欣二監督の通夜の記事に関連情報として、
上映会について触れられていたそうです。（情報提供ありがとうございます）
『★最も気に入っていた作品上映
深作監督が６０本の自作の中で最も気に入っていた昭和５６年の「魔界転生」が、２５日に東京・池袋の
新文芸坐でレイトショー上映されることになった。主演の沢田研二ら出演者の斬新な衣装を担当した人形作家、
辻村ジュサブローさんが参加した作品の特集上映の１本として上映される。
上映前には辻村さんのトークショーも予定されており、当時の深作監督に関するエピソードが聞けそうだ。』


今回のトークショーのゲストでもある阿部寿美子さんは、平成14年9月8日に当ＨＰで行なった第2回オフ会に
お越しくださいました。
その時のお話の内容とメッセージはこちらです。どうぞご覧ください。
（この原稿は直接、阿部寿美子さんに目を通していただき、書き加えていただいた貴重なものです。
その節は本当にありがとうございました。感謝いたします。）

それから今回も上映前にオフ会を企画。夕食をご一緒して、DVDのことや上映会のことなど話が弾み、楽しい時間を
過ごさせていただきました。また、上映後もファミリーレストランにて始発電車の時間までお付き合いくださり、
参加された皆様、本当にありがとうございました。